刃物の径と長さの基礎知識

刃物の径と長さですが、基本は

なるべく短く、なるべく太く

です。

当たり前のことですが、長かったり細かったりすると、
強度が弱くなるからです。
つまり

・折れやすい
・精度が出ない
・摩耗がはやい

…ということで、良いことがありません。

ちなみに、刃物の講習会や勉強用の本を見ているとよく出会う公式があります。
難しくてよくわからない公式ですが、簡単に言うと、

・刃物の長さを2倍にすると、強度は8分の1になる。
(強度は長さの3乗に反比例する)

・刃物の太さを2倍にすると、強度は16倍になる。
(強度は太さの4乗に比例する)

というものです。
3乗、4乗というかけ算の世界なので、ほんの少し太くしたり短くするだけで、大きな効果が得られます。

例)
刃物の突き出しを40ミリから30ミリにする。
→長さが4分の3なので、3/4の3乗の逆数で約2.4倍の強度

φ16の刃物をφ20に変更する。
→ 刃物の太さが1.25倍 なので、1.25の4乗で約2.4倍の強度


径を太くすると工具が高くなりますし、
刃物の長さを短くすると干渉しやすくなります。

しかし、工具の寿命や精度に影響することですから、
出来る限り注意したいポイントです。
タグ:切削 工具
posted by center drill at 19:14 | Comment(0) | 工具(刃物)について
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