6.検査

加工が完了した製品の寸法を確認していきます。

ここで注意しなければならないのが、製品を取り外したり、
機械の外に出してしまうことです。

精密加工なので、一度パレットを外に出しただけでも、
加工した時と全く同じ位置に戻るとは限りません。

出来る限り、製品が機械の中にある状態で、計測できる場所は
計測してしまった方が楽です。

もし寸法が公差外で、修正加工が必要になっても、加工していた時の
FIX(プログラム座標)で加工が出来るからです。

一度外に出してしまった製品は、要求精度にもよりますが、
もう一度原点の確認をする必要があります。


検査は、図面を見ながら確認するため、ある程度、
図面の知識が必要です。

面粗やミスマッチなど、寸法の確認も見落としがちなので注意です。

もしも公差外など、問題が見つかったら、上司や先輩に報告しましょう。
修正、修復、不良品の対処は、経験者でないと判断がつかないことが
多いです。
余計なことはせず、すぐに報告した方が良い結果になりやすいです。
(ただし、自分なりに失敗の理由を考える訓練は忘れずに)


また、オート加工が始まった後、オペレータに定期検査してもらいたい
箇所を考える必要があります。

基本的には、指示寸法が厳しいところで、刃物が摩耗すると
公差から外れそうな所です。

同じ行程で加工している所に比べ、他の行程で加工した所との
ズレは、公差から外れやすいので、特に気を付けなくてはいけません。

そういう箇所を一覧にして、計測しやすい検査具や、
検索箇所を決めて行きましょう。

検査が完了すれば、内段取りは一通り完了です。


段取りの仕事は、トラブルがないように製品の加工が出来る準備を
することですから、検査をしっかりと行なうことはとても重要です。

検査をして初めて、自分の作業が間違っていなかったことを
証明できるのです。
タグ:検査具
posted by center drill at 23:07 | Comment(0) | 内段取り作業
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