段取り作業の流れ・外段取り編

機械を止めないでできる作業かどうかで
(つまり生産に影響するかしないかで)
外段取り・内段取りに区別されます。

外段取り
(機械を操作しないでできる、準備作業)

1.図面の確認
まずは図面をよく見て、どういう流れで加工するか
イメージをします。

2.工程の設計
一度の加工で全て加工することはできないため、
最初に上面を加工して、ひっくり返して…
という、加工の順番を決めます。
これは特に難しい作業なので、
上司や専任の人がやるかもです。

3.図面から、CADデータ作成
最近はCAD・CAMソフトを使ってプログラミングする
ことが多いので、
図面のデータをCADで作成します。
工数削減のため、発注元のお客様がデータをくれることも
あるそうです。

4.工具の選定・ツーリング
プログラムの作成と平行になりますが、
使用する刃物を決めていきます。
最初はだいたいこんな感じで…とおおまかな刃物の
種類を決めておいて、プログラムに支障があったら、
修正していきます。
特殊な刃物をする場合は、早めに発注しないと予定に影響が。

5.治具の設計
ワークを固定するための治具も考えなくてはなりません。
刃物の干渉も問題になってくるので、プログラムと同時に
よく考える必要があります。
この作業も難しいので、専門の人がいるかもしれません。

6.プログラムの作成
すごい人になると、機械の操作盤でプログラムを作成してしまう
こともあるようですが…。
基本的にはPCで、CAMかテキストエディタを使用して作成します。
プログラムのエラーを確認するために、シミュレーションソフトも
使います。

外段取りは、機械の操作が無いので、機械の稼働率に
影響を与えません。
加工の予定日までにしっかりと準備できれば、
よい内段取りができます。

…しかし、考えなければいけないことが多いので、
用意し忘れて、内段取り当日に大騒ぎ、などということも。
posted by center drill at 22:49 | Comment(0) | 基礎知識
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