ダウンカットとアップカット

エンドミルなどで側面加工をするときの話です。
エンドミルによる側面削り

通常の刃物はM03で正回転させて加工させます。
上から見ると、時計回りです。
刃物を上から見ると時計回り


主軸の移動方向と、刃物の方向が同じになる加工を
アップカットと言います。
アップカット
正回転の時は右側通行です。

逆に、主軸の移動方向と、刃物の方向が逆になる加工を
ダウンカットと言います。
ダウンカット
正回転の時は左側通行です。

刃物の回転が逆になれば、当然逆になるのですが、
特殊な刃物以外はほとんど時計回りなので、
この2パターンだけ抑えておけば問題ないと思います。

つまり、
・被削材に対して側通行なら、アップカット(GコードはG42)
・被削材に対して側通行なら、ダウンカット(GコードはG41)
これだけ覚えておきましょう。

特徴としては、
アップカットで削ると加工面の仕上がりが綺麗で、
ダウンカットで削ると刃物の摩耗が少ないという傾向にあるようです。

私の勤めている職場では、9割方ダウンカットで削っています。
加工面の仕上がりが悪い時など、特殊な時だけアップカットを試します。
(ダウンカットでも綺麗に削れることが多いので、
刃物の摩耗を優先させているのだと思います)
これは、職場の方針などで違うケースもあると思います。
先輩など分かる人に聞いてみましょう。

GコードのG41とG42は工具径補正と言います。
詳しくはNCプログラムの項目で解説しますが、
刃物の径をマシニングセンターに計算させて、加工パスを作るときに使います。
とりあえずは、左側通行だったらG41とだけ覚えておけば充分です。
タグ:gコード
posted by center drill at 12:25 | Comment(0) | 基礎知識
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